宮沢賢治の代表作『雨ニモマケズ』を輝野が歌にした理由

宮沢賢治

学生を卒業する日、ある先生がみんなに言いました。

「これまでは他人のために尽くせば褒めてもらえることもあったでしょう。でも大人になったら滅多なことでは褒められることはなくなります。頑張っても評価されず、出来て当たり前のように言われたりもするでしょう。そこでくじけてしまわないでください」

私は宮沢賢治の代表作『雨ニモマケズ』に触れると、いつもこの言葉を思い出します。

皆さんはどうでしょうか。頑張ったことの多くは報われているでしょうか。

お客さんに冷たいことを言われても笑顔を忘れない営業マンや、お店でニッコリ明るい笑顔を絶やさない店員さん、上司に怒られる日もあるサラリーマンなどなど、いろんな人の姿を想像します。

時に腐ってしまいたい日や泣きたい日があっても、それをぐっと内にしまって頑張る人たちがいっぱいいると思います。

賢治の「雨ニモマケズ」の人物は、あちこちへ飛び回って人々を助ける、まるでむかし映画で観たスーパーマンのようです。

そんな力は個人にはないかもしれないけれど、日々のささやかな努力を誰からも感謝されることなく頑張る大勢のスーパーマンたちがきっとこの日本を支えているんだと思います。

そんなことを思いながら宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を輝野が歌にしました。

宮沢賢治 『雨ニモマケズ』 Unbeaten by Rain
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